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コロナ期動物話4 猫物語1ミケごめんなさい

時間があるので猫のことを思い出しています。
小さい頃、猫は家畜のような存在でした。
「自分でゴハンはさがしてきなさい」のスタンスでネズミを捕ったりモグラを捕ったりしていました。
たまにご飯に削りぶしを混ぜたのを食べていたような気がします。
猫の居場所も納戸の奥だったり台所の隅だったような。

小さい頃から常に猫はいましたが、名前を覚えているのが
ミケ アカ デコ 私が小学生のころは近所に野良猫も多く、猫も勝手に生活していました。
庭の真ん中に七輪を出してサンマを焼くと猫が集まってきて、その猫たちを追うのが私の役目でした。
猫が家で死んだのも見たことはありません。自然にいなくなって、「猫は自分で死を自覚して去っていく」
とかいう大人の話を間に受けていました。もしかしたら象の墓場のようなものが猫にもあったりして
なんて思いまで馳せちゃったりしていたのです。

一番古い記憶は、座敷と廊下の間の障子に猫の入口というのがあって、そこは障子紙をスダレ状に切ってありました。
そこから猫が座敷にいる私を確認していました。
私がいると「いるなあ、入れないなぁ、コタツには入りたいんだけど」という顔で入ってきません。

私は猫を捕まえて帽子のようにかぶったり枕にして遊んだりしていたから、
きっと、たぶん、そうとう猫に嫌われていました。
「もしかして、口の中に頭入るかなぁ」と思ってくわえてみたこともありました。
その時、猫はビショビショになって怯えていたのを覚えています。
だから猫は私がいると座敷に入って来ないのです。

ミケだったと思います。
ミケは障子や襖を上手に手で開けていました。
私はミケを追いかけていました。
ミケは逃げます。別の部屋に逃げ込もうとミケは、廊下に面したあまり使われていない部屋の障子を開けました。
やっと開いて逃げ込んだミケは内側から障子を必死で閉めていたのです。
なんか「こんなに嫌われてんだ」と一瞬気分が落ち込みました。
でも子どもだからすぐ忘れてまた追いかけまわすのです。
ミケいないなぁとさがしていて、引き戸の中に隠れていたこともありました。

それからも、戸を開ける猫はいましたが、閉める猫はこの猫だけです。
ミケごめんなさい。今はあなたの気持ちよく分かります。
これを書きながら自分の愚かさが身に沁みています。
すみませんでした😭

mikeodoki.jpg

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